こんにちは!牛深まちづくり協議会事務局です。
長かった夏も終わり、秋がようやく来たなあ、と思ったところ、余韻もなく今度は冬の気温になってきましたね。
この季節の変わり目、皆さん体調など崩されていませんでしょうか?
さて、こうして冬の気温になってきたということは、そろそろ「あまくさロマンティックファンタジー」の時期がやってきますね。
とてもきれいで、幻想的なイルミネーションイベントです。しかし素敵なイベントというものは、決して自然にできあがるものではありません。
そう、イベントの舞台裏には、必ず「準備を頑張る大人たち」がいらっしゃいます!
ということで、先日、「あまくさロマンティックファンタジー」の「牛深公園・日本庭園ライトアップ」に備え、日本庭園の蓮取り作業が行われましたので、取材に行ってきました‼👏
「イルミネーションで蓮取りって何!?」と思った方もいらっしゃるかもしれません(笑)。
実は、「あまくさロマンティックファンタジー」で有名な牛深公園・日本庭園の池には、沢山の蓮が自生しており、密集した蓮の葉が、水面を埋めてしまっている部分があります。
風情があってそれも良いのかもしれませんが、日本庭園のイルミネーションの魅力は、なんといってもこの「鏡写し」。
木々や東屋を照らすカラフルなライトが、池に上下逆さまに映るこの景色を作り出すためには、水面を塞いでしまっている、蓮の葉を減らす必要があります。
そのため、毎年11月ごろになると、イルミネーションに向けて、1年間で増えすぎた蓮を刈り取る作業を行う必要があるのです。
頑張ってまーす。
今年の蓮取り作業は、有志の方々や市役所職員が中心となり、11月7、8日に行われました。
蓮の葉の増えるスピードは速く、昨年取ったはずの葉はすっかり元通り。「あよー増えとるー」「えらい多さー」なんて言いながら、3~4人ずつで小舟に乗り、ゆっくり移動しつつ、網や手を使って蓮の葉一つ一つを丁寧に取り除いて船に乗せていきます。
ちなみに、日本庭園には噴水が1か所あるのですが、作業に集中しすぎて、長い間噴水近くで作業をしていると、頭上から池の水を浴びてびしょびしょになってしまいますので、気を付けてなければいけません!(実際に今までで、びしょびしょになってしまった方もいるんだとか笑。)
なので作業中は、わざと特定の時間になると「そろそろ噴水の方に作業に行ったら?」「いやいや噴水はそっちに任せますよ」といった譲り合い(?)をする場面もありました😁。
大変な仕事ですが、牛深地域の交流人口増加を目指して、そしてあまくさロマンティックファンタジーで来るお客さんたちに牛深を好きになってもらいたくて、頑張っていらっしゃいました。
さて!! しかしイルミネーションの準備はまだまだ途中。
これからイルミネーションに向けて、日本庭園ではライトアップ機材の設置、牛深ハイヤ大橋ではカラーライトアップ用のフィルム張り作業、ハイヤ大橋横広場ではイルミネーション機材の設置等々が進められていきます。
有志の方々、地元牛深高校生、市役所職員、警察、地域住民、外国人など、いろんな方々が携わる、大イベントであり、地域のことを想う「舞台裏の大人たち」の努力の塊でもある、そんな「あまくさロマンティックファンタジー(牛深会場)」は、2024年12月1日(日)からスタートします‼
素敵な牛深の景色や、牛深のごはん、そしてそれらを想って努力する牛深の人柄に、ぜひ触れてみてくださいね✨
皆様のご参加を、お待ちしております🎵